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- 2月20日
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タナカチルドレンカード
カードを作ったことによって、新しい決断を迫られることを知りました。あるチルドレンからの問い合わせがありました。 “このカードの特典はなんですか?”ハッと気が付きました。多くのカードを持ってそのカードの特典を上手に利用するのが若い人たちのライフスタイルだということを。そこで特典を付けることにしました。
このカードの持ち主とそのママは、ご妊娠の場合当院での分娩を優先的にお引き受けすることにしました。
(ただし、マタニティフィットネスを実施されることを条件と致します)
- 1月18日
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「タナカチルドレン」カード発送のご報告
1月18日、昨年11月生まれの31名様に、「タナカチルドレン」カードを郵送いたしました。
これから生まれてくるチルドレンにはお名前が確定した1ヵ月検診時にお渡しする予定です。昨年10月以前のチルドレンには遡ってお送りする予定ですが、詳細は「タナカチルドレン」の頁をご覧ください。
個人情報保護法制定以後、同窓会名簿がなくなっていくという時の流れの中で、ふるさとと自分、生命と大地の絆を深めたいという私の願いを込めて、このカードを作りました。
昨年、第1回“あつまれ!タナカチルドレン”を開いて、ご参加頂いた皆様から大変ご好評を得ましたので、第2回目として“タナカチルドレン・ハーフ成人式(平成14年1月1日〜15年12月31日生まれ)を考えています。
子供たちは勿論、親同士の親交も深めて頂く機会になればと思っています。そこで皆様の中で私と一緒にどんな企画にするか考えて下さるお父様、お母様を募集します。
ご連絡をお待ちしております。
連絡先 TEL:03−3718-3181
メール info@tanaka-wc.com

- 12月26日
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タナカチルドレンIDカードが出来上がりました。
あと1~2年で当クリニックでの出生数が1万人を超えるタナカチルドレン。各分野でこれからの日本をリードするであろう方達ばかりです。その出生の証であるタナカチルドレンIDカードをお受け取りください。
確実にご連絡できる方達から順番にお送り致します。
年齢が高い方達ほど連絡が取れにくくなっています。カードが届いた皆様にお願いします。この事を他の方達にもお知らせください。まだカードの届いていない方達に連絡をくださるように伝えて下さい。連絡を受けた皆様は母子手帳を持ってあなたの生まれ故郷である“田中ウィメンズクリニック”へおいで下さい。立派に成長されたお姿を拝見させて頂きたいと思っています。
もしも、すぐにいらっしゃることが難しいようでしたら、当院で生まれたことを証明できるようなもの(母子手帳や出生証明書など)をお示しくださればお送りします。
或る年数ごとに同郷会を開き皆様の絆を深めて頂く場を作りたいと思っています。またお知らせいたします。
- 10月17日
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年中無休について
日本の産科施設で年中無休は今でも当院だけだと思います。
お産は大部分が夜に始まるし、平日や診療時間という枠にはめ込むことはできません。ですから、産む側の立場に立てば年中無休体制が最善です。お産や妊婦健診にご主人が同伴できるという事で、大変喜ばれ、特に日曜日の外来は満杯状態が続いていましたが、ここ4〜5年の間に産む側の状況に変化が起きてきました。妊婦健診は平日でもご主人が同伴するのが普通になり、土日は家族で楽しむのに使われるようになったらしく、土日の外来の来院は年々減少し、特に日曜日は非常にすくなくなりました。そこで、臨時的に日曜日の外来診療を休止して様子を見ていました。その結果、6か月間、日曜の予約を取らなくても問題がなかったので、今月から正式に日曜日の外来診療はなくなりました。但し、急患は日曜日も診察しますし、土日の計画的な分娩も今までどうり実施していますのでご安心ください。
放射能被ばくについてもう一度
当院では、入院して感じたこと、気の付いたことを、アンケートに答えて頂いています。
最近出産された方の中から、次のような文を頂きました。食事についての答え、「とても美味しい食事でしたが、放射能の問題が気になりました。国の基準値がとても高いので普通に売られているけれど、魚、etc 汚染が進んでいるとのことなので」。とありました。
最も大切な水の放射能を除去すること、野菜などもよく洗った後、きれいな水に浸すことによって少しでも減らす努力をしています。当院では7年前から逆浸透膜浄水器の中でも最も良質な浸透膜を使った浄水器で、不純物を完全に取り去った水を使って調理をし、赤ちゃんのミルクも、沐浴もこの水を使っています。当院使用の浄水器はダイオキシンやトリハロメタンは勿論セシウム、ヨウ素などの放射性物質を除去するという証明を加速器分析研究所による検査によって得ていますからご安心ください。
この件については院長先生のコラムの、4月5日 2.放射線被ばくの問題について をお読み頂いたうえで読んで頂ければ幸いです。
浴びた線量が同じ場合、体が受ける害には個体差があります。年齢や体力、食事など生活の内容で差が出ます。体に悪いものが入ってしまった場合、それを体外に出す力を増進させれば受ける害を少なくすることができます。この点では新陳代謝の良い若い人の方が有利です。一生の間に浴びる線量を考えれば若い人が浴びないことがより大切かもしれませんが、代謝の悪い老人の方が受ける害は大きいので若い人ばかり心配するのは間違いです。しかし、高齢でも年齢に相応した運動によって出す力を増やすことができます。精神力は体力と表裏一体ですから体力がつけば何かに立ち向かう気力も湧き、行動力もついてきます。今ほど各年代に応じた運動習慣が必要なときはありません。
妊婦さんはマタニティフィットネスを、一般の人はスロトレとスロージョギングで汗を流すことが最も大切だと思います。
- 9月20日
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7月2日(土)の、アツマレ!田中チルドレン!は、118名の田中チルドレンが集まり、
楽しいひと時を過ごしました。アフタービクスや、産後クラブで顔なじみのチルドレンは勿論のこと、ここで仲良しになった子供達もこれがきっかけとなり、ママと一緒に集まって遊ぶようになることを期待しています。三歳までになるべく多くのお友達を作ることは心身の発達を促し、社会に対する適応力を高め、相手を思いやる気持ちを育てます。
今、現在、日本の最前線で活躍している田中チルドレンには呼びかけが届きません。昭和48年1月28日の開業初日に飛び込んできて、玄関先で生まれた田中チルドレンは今や38歳です。今回のイベントがきっかけとなり、年上の方へと次第に伝わって、ネットワークが広がっていくことを祈っています。
この度、田中チルドレンIDカードを発行することにしました。このカードがステイタスシンボルになることを願って、素敵なカードを作成中です。一番上の38歳までの全員に届くのは時間がかかるかとは思いますが、皆さんご協力をお願いします。
- 6月15日
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田中チルドレンという発想は、本年2月の台湾訪問と、3月に起きた東日本大震災という全く関連のない二つの事件がなければ生まれませんでした。
台湾訪問については、自分の生まれ故郷が急に懐かしくなり、もう一度その地を踏みしめたいと思ったのが動機です。
米軍機の空爆が日毎に激しくなる高雄をあとにしたのは67年前、そしてそこは今や日本ではなくなった所ですから、私が生まれた家の正確な場所はもうわからないかも知れないと思い、市役所を訪ねました。驚いたことに日本統治時代の戸籍謄本などがきちんと保管されていて、すぐに出してくれました。市の職員に親切に教えてもらうことができ、昔の私の家が建っていた場所を確かめることができました。
もしも当時の日本人が台湾人を虐待していたら、敗戦と同時に書類は焼き払われ、略奪や虐待を受けたことでしょう。当時の日本人と台湾人のモラルの高さが私をここに導いてくれたのだと思い、大地への感謝と共に当時ここで生きていた全ての人達に感謝の気持ちが湧き上がりました。この日本人の血は地下水のように今も脈々と流れ続け、一度危機に面すると表に現れるようです。今回の大震災で略奪が一件も起きなかったことなど、私達は当然のことと思うこの事に世界中が驚嘆したと聞きました。日本人のモラルの高さが歴史に語りかけているように思われます。平和な時はあまり自慢できないことも多い私達はいざとなると力を合わせて立ち上がることができるのだと思います。そこで“田中チルドレン、アツマレ!”“田中チルドレン、ガンバレ!!”ということになりました。
- 6月1日
- 本年7月2日(土)に2009年4月から2010年3月までに生まれた赤ちゃんを対象に「田中チルドレン集まれ」を開催することになりました。
そもそもは東日本大震災の復興に役立ちたいという所からの発想だったのですが、現在活躍中の田中チルドレン(20歳以上)は、連絡が取れません。そこで最も連絡しやすい将来のエリート達にまず集まってもらってみようということになりました。産後クラブの延長線上のこの初めてのイベントがどんな結果を生むのか、何も生まないのか全く予想出来ません。「これからの日本をすばらしい国にするために皆で助け合って行こうね」という同郷会の始まりになり、次第に年長の方へと延びて行くことを期待しつつ、当院で生まれたことを誇りに思い、自信を持って将来の日本をリードして行く人達になるであろうピカピカの「田中チルドレン」にお会いできることを楽しみにしています。
- 4月8日
- 今日もまた一人、田中チルドレンが元気一杯の泣き声と共に生まれてきました。
昭和48年(1973年)1月28日開院した朝、お一人目のお産は玄関先で生まれました。以来、今日迄生まれた赤ちゃんは9000人以上になると思われます。当院で生まれた子供達のことを思うとき、幸せな気持ちになります。この日本の社会を良くしてくれる、高めてくれるに違いないという夢があるからです。
現在の日本の社会を見ますと、仕事や趣味などを通しての同世代の横連携の絆(横系)は強いのですが、先輩後輩の縦連携の絆(縦系)は弱くなっています。
分野が異なる所を結ぶ、しかも年齢層も違う斜めの連携の絆(斜め系)で日本の社会という織物を強くしなやかなものにしていきたいと思った次第です。田中チルドレンはこれからの日本を背負って行く精鋭達です。
1973年生まれの38歳から本日生まれた0才児まで、生誕の地を共有する仲間同士が助け合えばお互いに力になれるのではないかと思い、今回の日本が受けた大災害に対しても何らかの形でこの国の復興に貢献してもらいたいと思うのです。4月2日(土)3日(日)開催予定だったマタニティ&ベビーフェスタは震災で延期しましたが、本年7月16日(土)17日(日)に開催します。
震災以後いろいろな心配をさせられた妊婦さんや新米ママに元気を取り戻してもらう為に、このイベントに是非参加して頂き、応援して頂きたいと思います。参加できる田中チルドレンはご連絡を下さい。お待ちしています。
- 4月5日
3月11日の東北関東大震災以来、妊婦の皆様から出産や生活に関する問い合わせが殺到し、電話の対応が大変とのことなので、院長コラムで皆様にお答えすることにしました。
当院での出産予定の方で、3月30日現在東京在住の方を対象としています。- 分娩中の停電について
当院の分娩は、ある夜陣痛が起きて来院する普通の自然分娩と異なり、計画的です。ですが計画分娩というと親の都合や医療施設の都合で決めるような誤解を招きかねないので成熟期誘導分娩と称しています。もう一度この件について御説明します。
赤ちゃんにとって分娩に最も条件の良い時期は或る日一日だけではなく5日前後の巾があります。その最も適した期間の中での親のご希望に沿って日を決めます。その結果、陣痛が起きると思われる夜の前の午後入院することになるので、多くの症例では翌朝陣痛が始まります。そして明るい内に分娩が終了するのが普通です。全例の70%が診療時間内(日中)に生まれます。
このような分娩様式では10人の内1人か2人は半日か1日早く生まれます。赤ちゃんが最も出たい時を狙って入院日をセットするとこのような結果になります。当院の分娩週数はどの3年間を調べても平均分娩週数が39週0日または39週1日になっています。分娩の時期が適切であることは、39週0日付近に安産が集中しているという統計学的データと完全に一致していることからも御理解頂けると思います。(ホームページ、妊P第5号−無痛分娩3-2.分娩時期の選択とは 図1~3)
分娩には、特に初産の場合は楽勝型と長期戦型とがあるので、当日の朝までに生まれてしまったり、当日の夜まで生まれなかったりする場合もあります。従って診療時間外分娩が30%あります。自然陣発の普通の分娩の場合は、確率的には90%以上が診療時間外分娩ですから、ある夜突然停電した時の分娩進行中の症例の確率は当院は非常に低いと言えます。更に月30例の分娩件数を守るようにしていますので、まして複数件になることは殆どありません。
予告されて行われる計画停電の場合は分娩を1〜2時間早めたり遅くすることが技術的に無理なくできます。3月14日(月)午前中に所属医師会から本日14時10分から3時間、第1回目の計画停電が行われるとの通達が来ました。当日進行中の分娩は少し早めても問題ないと判断してすすめ、結局13時55分に元気に生まれました。(停電は今まで一回もありません)電気の需要が最大になる夏までは実施されないようですので、当分の間分娩中の停電の御心配は不要と思われます。 - 放射線被ばくの問題について
この本題に入る前に私の話を聞いて下さい。- 人間の能力について
人間の能力とは身体的能力(体力)と精神的能力があります。そして体力には行動体力と防衛体力とがあります。
重量物を持ち上げたり、長距離を走り続ける強さを行動体力と言います。
防衛体力とは人体が持つ抵抗力のことで、気温や気圧など物理化学的ストレスに耐える能力や、細菌やウィルスなどの生物的なストレスに耐える能力、空腹や疲労などの生理的ストレスに耐える能力、緊張や恐怖などの精神的ストレスに耐える能力等、これらの能力を防衛体力と言います。防衛体力も行動体力と同様鍛えることによって増進します。 - 奇跡の生還をしたおばあちゃんについて
81才の女性が地震によって閉じ込められ9日後に救出されたとのニュースを聞きました。それだけの情報で詳細が分からないので想像を交えての推察で考えてみました。
酸欠にならない程度に密閉された狭い空間で、極寒からは守られた低温の中で、動かなかったためエネルギー消費が最小限ですみ、若い頃からよく体を動かしたために年令のわりに行動体力があり、きびしい環境の中での過去のいろいろな経験を通して、寒さや空腹や恐怖、細菌感染などのストレスに耐える能力すなわち防衛体力が非常に優れていたために生還できたのだと思います。
このことから防衛体力も行動体力と同様個人差があり、努力によって増進させることができることがおわかりでしょう。 - 放射線障害を心配する皆様へ
私が以前外科医や麻酔医だった頃(40年以上前)当時放射線に対する安全基準は今のように確立されてなく、なるべく浴びない方がいい位のラフであまいな基準でしたが、小児の心臓にカテーテルを入れ、造影剤を注入して何枚もの連続X線写真をとる時の麻酔をよく担当させられました。今から考えると桁違いのX線を浴びながらの麻酔で、それも直接浴びるより散乱線の方が有害だとも言われているのに、当時の麻酔科では若い医師の被ばくに対する配慮はありませんでした。そのため白血球が2000台に減り、疲れやすい時代が1〜2年続きました。今の安全基準では完全に危険の被ばく量です。それから見ると今の安全基準はものすごくきびしく安全を守るようになっています。その物差しで今の東京は大丈夫というのであれば大丈夫です。しかしいくらいわれても心配して不安な日々を過ごしている方が大勢いらっしゃるのは無理もないのです。
それは今迄の日本が非常に安定した社会で、長期に亘って安全な環境が続き、皆様はその中で生きてくることができたので、不安や恐怖というストレスに耐える能力(防衛体力)が全く養われていないため過剰に反応するのです。
この防衛体力には個人差があり、ストレスに耐える能力を養うことによって防衛体力を増進させることができます。放射線から受ける障害だけはだれも同じということはあり得ません。なるべく被ばくしない方がいいのですが、被ばくした場合に備えて放射線に対する防衛体力を高めておくことは自分自身で自分を守る努力をすることになります。努力して体を鍛えれば防衛体力も増進します。奇跡の生還を得たおばあちゃんも、この私も若い頃体を鍛えたおかげで防衛体力が強くなり、その結果今生きていられるのです。家にこもってマスクをしているよりは寒さの中をスロージョギングをしたりマタニティビクスをするのが今の最良の生き方だと思います。体を鍛えることが今程大切な時はありません。 - 飲み水について
一時的に、東京の水道水を使わないで、ペットボトルの水を使ってミルクを作るようにとの指示がでましたが、ミルクを作るのにミネラルウォーターは適していません。長期の使用はミネラルの過剰蓄積を起こすので短期間にとどめるべきで、現在の東京では水道水の方が良いと思います。
理想的には水道水を逆浸透膜という最も網目の細かいフィルター装置を使った浄水器(ミネラルも通さない)で不純物の全くない水にするのが最良です。田中ウィメンズクリニックでは7年前からこの逆浸透膜浄水器を通した水でミルクは勿論、調理にも、そして赤ちゃんの沐浴のお湯にもこの水を使っています。(ホームページ、妊P第10号今月のお勉強第2章参照)
- 人間の能力について
- 分娩中の停電について
- 3月8日
当院では、私が在院している時は御退院の際お見送りをしています。ある日 いつものようにお見送りを済ませて立っていると、外国人の御一家から声を掛けられました。12年ほど前に当院で出産されたドイツ人の御一家で、生まれた土地を娘さんに見せに来たとの事で、美しく成長された娘さんのお姿を見て大変嬉しい思いをしました。
当院で生まれた赤ちゃんは、或る程度自分の子供のような愛着があるので、お子さんを見せに来て下さるとすごく嬉しいのです。
私が生まれた所は台湾の高雄です。20年程前に尋ねた時は、昔の田中産婦人科医院の面影はなくなっていましたが建物は残っていました。最近、もう一度生まれた土地へ行ってみたいと思い、今年の2月に行ってみました。市役所の記録室には昔の日本の時代の番地がちゃんと残っていました。現在の番地を丁寧に教えてもらえたので、すっかり変わって新しい建物が建っていましたが、自分の生まれた土地を確認することが出来ました。そして、この地に生まれ、今日ここに立つ事が出来た事を感謝し、これからも誇りと感謝の念と共にこの地に生まれた事を忘れないで、より良く生きていく事を心に決めました。
どんな人にとっても自分の生まれた大地は、その人にとってかけがえのない大事な場所だと思います。
当院で生まれた赤ちゃん達、成長したらまた来て下さい。自分の生地を愛し、この町を大切に思い、また当院で生まれた事を誇りに思って欲しいのです。
これまでもよく当院で生まれたお子さんを「こんなになりました。」と会わせに来て下さるママ達がいらっしゃいました。でも、殆どが診察中なのでゆっくりお話しする事は出来ませんでしたが、立派に成長されたお姿を見て心から嬉しく思いました。
本年4月2日(土)・3日(日)に横浜パシフィコで「マタニティ&ベビーフェスタ」を開催します。毎年この2日間だけは私の講演(4月3日(日)12時50分〜13時30分迄)以外何の仕事もなく会場にいます。当院でお生まれになり、すぐ近くにお住いの方は、楽しいイベントですので是非元気なお姿を見せに来て頂きたいと思います。マタニティフィットネス協会本部にいますのでお寄り頂ければ嬉しいです。
- 7月28日
- 子育ては胎児期から始まっています。実は胎児期こそ子育て最重要期なのです。
前回の成人病胎児期起源説もその傍証の1つと言えます。体にエネルギーをいっぱい入れて、体からエネルギーをいっぱい出すことの重要性を理解して頂き、マタニティビクスを励行することをお願いするのはそのためです。
お願いしても運動をしない方もいらっしゃいます。その理由は次の3つのどれかです。 - 第1. 上の子供の世話で時間がとれない
第2. 仕事が忙しくて時間がない
第3. お金が足りない
お子さんが一人かまたはそれ以上いらっしゃる場合は、よほどフットワークが良い方で、その上御主人が協力的でなければ無理ですし、安静になんかしていられないのと、赤ちゃんの心身の発育にとって兄弟がいることは非常に有利なのでマタニティビクスなしでOKです。
第2の仕事が忙しくて運動ができない方にお願いします。御自身にとって大事なことの優先順位をつけてみて下さい。1番大事なのは赤ちゃん、2番が仕事であってほしいとは思いますが、それが逆の方がいても仕方ないと思います。
そしてこの子育てと仕事が両立していればどちらが1番でも良いのですが、たとえ仕事が1番でも赤ちゃんは2番目に大事なものと考えてほしいのです。
1位は仕事、2位は自分の趣味、3位は友達、4位が赤ちゃんという方は当院ではお産をお受けしたくないのです。
赤ちゃんが最優先の方は毎日でも運動ができる筈です。たとえ2位でも週3回はできる筈です。3位なら週1回位は時間をさけると思います。
第3のお金がなくてできない方に私の考えを聞いて頂きたいのです。
子供が学校へ通うようになると塾やおけいこ事に通わせる方が殆んどですね。塾に通えば受験技術を教わるので合格率は高くなっても知能が高くなることはありません。
スポーツクラブに通わせればスキルが上りそのスポーツはうまくなっても運動神経が発達することは殆んどありません。
妊娠中の運動が知能や運動神経や体力を向上させるという私の信念が正しければこれ程有効なお金の使い道はありません。塾にお金を出す必要がなくなるかも知れません。
人と人との出会いの連続で人生は織りなされて行きます。その出会いの一つに医師との出会いがあります。御縁があって私と出会った方は私の信念を信じてマタニティビクスをして欲しいのです。
但し、運動を全くされない方でも一旦お受けした以上は誠心誠意御安産のために頑張りますからご安心下さい。
でもこの次の御出産は運動をすすめない産科施設でお願いします。
- 4月27日
- 私は昭和47年当地で開業以来、妊婦に安静にとか食事制限とかを一度も言った事がありません。私は「しっかり運動をすれば食べたいだけ食べていても大丈夫」と言ってきました。マタニティビクスを始めて5、6年程経った頃、イギリスのDavid Barker教授(サウサンプトン大)が生活習慣病胎児期起源説を発表しています。2007年にはBarker仮説の拡大(Developmental origins of health and disease:(DOHaD))と言う見解が発表され、欧米では注目を集めています。“授精卵時・胎児期又は
乳児期に低栄養又は過栄養の環境に、胎芽・胎児・乳児が暴露されると、成人病の(遺伝)素因が形成され、その後の生活習慣の付加により生活習慣病が
発症する” というものです。このような私と同様の考えをもった医師が欧米にもいたという事実を最近知り大変驚いております。
妊娠高血圧症(中毒症と呼ばれていた)予防の管理指針から始まった体重管理(日本だけ)や最近の痩せ願望から低出生体重児が急増しつつあり、残念なことに日本は(Fetal origins of adult disease:(FOAD)(成人病胎児期起源説)のモデル国家とさえ言われています。
妊娠する前にるいそうや肥満に対する改善指導が最重要ですが、すでに妊娠している場合は食べたいものを食べたいだけ食べ(但しジャンクフードは不可)、しっかり運動(マタニティスロトレ)をして楽しく過ごす事をお勧めしています。
さらに、るいそう妊婦が出産をすませ、低体重出生児を生んでしまった場合は乳児期の過多栄養(人工乳を多量に飲ませない、母乳は可)を避け、5歳〜7歳と思春期に栄養過多に注意して運動習慣をつけてあげれば、成人後の生活習慣病をかなり防げると思います。 るいそう妊婦や肥満妊婦のための運動療法をマタニティスロトレと言います。 これらの妊婦は筋肉が少ないため、有酸素運動をするだけのパワーが不足し、その上効果を得るための正しい姿勢を取る事が出来ません。そこで正しい姿勢で軽い負荷で筋力アップを行い、その上で安産傾向をもたらす有酸素全身運動(マタニティビクス)が出来るようにします。当協会の登録施設で出来るように普及に力を入れ始めています。近いうちに何処でも出来るようにしたいと思っています。
- 3月1日
- 妊婦に対する運動の効果は、マイナートラブルの解消や、安産傾向、産後の体力回復や乳汁分泌の促進のような身体面への影響の他に、不安神経症、過呼吸症候群、産後うつなどの精神面にも有効であることを38年間に亘る多数の症例で立証してきました。
本年からローリスク妊娠のみをお受けする産科施設となったので、ハイリスク妊娠にとって運動がいかに大切かをおしつけがましく言う必要がなくなってホッとした今も、ほっておいても安産という年代(23歳前後)の妊娠にもマタニティビクスをおすすめするのは上記のような効果のためではありません。 マタニティビクスができない方には、近くの公園のような安全な場所で、40分間、週3回ゆっくりと走れば、マタニティビクスを週2回行ったぐらいの、上記のようなトレーニング効果だけは得られます。
でも、この場合、1人で黙々と走るよりもパパが一緒に走るとプラスアルファのメリットがあります。それはパパの健康にも良いということよりも、もっと良いことは、お腹の中の赤ちゃんにパパが一緒に走っているということが自然に伝わり、三人で一緒に行動していることが感じられることです。
当院では生後3ヶ月頃に「産後クラブ」という赤ちゃん主役のパーティを開催しています。この世の中は人と人とがかかわり合うことによって成り立っています。昔の赤ちゃんのまわりには兄弟や叔父、叔母、祖母、祖父など多くの人がいて、赤ちゃんとふれ合っていました。現在の大多数の家庭のように留守がちな父親と母親とのふれ合いしかない現状は、あらゆる能力が芽生える人生で最も大切な時期に人とのかかわりあいがあまりにも少な過ぎるのです。なるべく早く、赤ちゃん同士が遊ぶ(ふれあったりお互いを見たりして)ことにより親子の縦のつながりだけでなく、人と人との横のつながりの意識を芽生えさせ社会に対する適応能力を高めてあげる必要があります。
パパと3人で走ることは人間同士の縦のつながり(絆)を強化するというメリットがありますが、大勢の妊婦が一緒に行動(マタニティビクス)するとそれがお腹の赤ちゃん達に自然にわかり、赤ちゃん同士、人と人との横のつながりを感知するのです。私はそのプラスアルファ効果がいじめや引きこもりなどをなくすのに役立つと信じています。
それ故すべての妊婦さんにマタニティビクスを通じて親子という縦の絆だけでなく、人と人との横の絆を育んでほしいのです。
- 12月1日
- 前回のコラム(11月1日)で、40歳以上の高齢初産はお受けできなくなったことをお知らせしました。
これまでの当院の方針が今大きく変わる中で、特に高齢初産について御説明致します。
ハイリスク妊娠には運動療法と無痛分娩が安全性を高め、帝王切開率を減少させることを実証し、特に高齢妊娠や高血圧症、糖尿病などの合併症のある妊娠には、運動療法が有効であることを37年間にわたる実績によって証明してきました。例えばマタニティビクスを80回行った場合、8歳を引いた年齢とみなすお産(42歳の場合34歳のお産)を実現してきました。
でも、中には運動を全くされない方がいて、そういう場合大変でした。
若い方なら少し運動すれば得られる好結果(例えばHDLコレステロールの増加)も高齢ほどより多くの運動が必要なので、特に高齢の方には運動をお願いするのですが、しない方にとっては不快に感じる方もいるようで、その場合はかえってストレスとなって逆効果になりかねません。
以前は多少リスクの高い妊娠も頑張って引き受けていた一般産科施設が、ハイリスクをすべて高次施設に廻すようになったため、高次施設は何処も満杯状態で、その上医師不足も深刻なため途中から搬送するのを受け入れてくれる施設を探すのが大変です。
お産は生理現象だから万事うまくいって当たり前という非常に誤った認識が社会通念となっている現状では、万一何か起これば産科医が責任を追及されるため、多くの産科医が仕事をやめ、なり手がないので激減してしまったのです。産科施設として何処にも負けないクオリティを誇りに頑張り続けてきた当院も、 このような事情で産婦人科学会の指導に従って、ロウリスクのみをお受けする施設に変わることになりました。これまで、不妊を克服して希望を胸に来院され、元気な赤ちゃんを授かった多数の高齢妊娠の方々を思うと本当に残念ですが、どうかご了承頂きたいと思います。
- 11月1日
- 7月のコラムで、高齢、肥満、るいそう、不安神経症、過呼吸症候群などのハイリスクは普段の生活習慣の見直しでリスクを低くすることができるので、このような方は妊娠する前に相談に来て下さいと書きましたが、一件の問い合わせもありません。やはり妊娠前の相談は無理なのだろうと知りました。
そのため来月からは当院でお受けできない妊娠の中に上記のハイリスクを加えることにしました。但し、高齢出産(経産婦含)は分娩予定日が40才を越える場合としましたのでご了承下さい。
- 9月20日
- 新型インフルエンザについての取材が2件(読売新聞とNHK)あり、多くの質問にお答えしたのですが、例によってその中のごく一部だけが紙面に載り、前後の話がカットされるので私の真意が伝わらず、誤解されやすいので、取材の申し込みがある度に受けようか断ろうかと迷います。
9月12日(土)の読売新聞(朝刊)に出た私の談話では「感染した妊婦は内科医」ときめてしまうと・・・・・・、とありますが「感染した妊婦は内科医」は当然のことで、私は「発熱した妊婦は内科医」と決めてしまうと・・・・・・と話したのです。
インフルエンザは妊婦では重症化しやすいなど毎日のようにテレビで流されると、心配性の方は37.2℃でも「熱が出た」と電話してきます。症状を確かめないで発熱と受け取って内科医受診をすすめると、まだかかってない妊婦が内科の待合室で長時間待たされ、そこで感染して「陰性」でしたと言って当院に来て感染をひろげる役割を果たしてしまう恐れがあります。
37.5℃以上の熱は体のどこかの炎症反応と考え、38℃以下で咳、のどの痛みや鼻水などの上気道の症状が無ければ、他の患者さんのいない診療時間外に来院してもらいA型インフルエンザの検査をします。
38.0℃以上の場合は原則として内科受診をお願いします。
要するに発熱したら内科へと一概に決めるのではなく、症状をよく聞いて総合的な判断で振り分ける必要があるという主旨でしたがあの記事ではそれが分ってもらえず残念でした。
人ごみに出ることを避けるのは当然ですが一方、家の中でずーっといればインフルエンザにはかからないかもしれませんが、人間の体は使わなければ衰える(機能低下)という原則があるので、安静にばかりしていると病気に対する抵抗力(免疫力)も低下します。一生細菌やウィルスから離れてくらすことは不可能ですから、そういう機能低下の状態でウィルスに感染すれば、真っ先に発病し重症化しやすくなります。うがいも手洗いも大切ですが、最も大切なことは日頃から体を鍛えておくことです。当院の妊婦さんはかかる率が少なく、かかっても重症化しないと思っています。日頃からマタニティビクスで体力をつけているからです。後々に運動した妊婦としなかった妊婦のインフルエンザ罹患率を調査すれば必ず有意差が出る筈です。時間があればこのことを明らかにしたいと思っています。
- 8月10日
- 盛夏の候、台風がニュースを騒がせていますが、皆様はお元気でしょうか。
さて、今回また無痛分娩のお話に戻ります。
海外特にアメリカ、フランスでは硬膜外麻酔での無痛分娩が主流です。
今回はアメリカのハーバード大学の産科麻酔のウエブサイトの紹介です。
Brigham & Women's Hospitalの産科麻酔科医Kodali先生のHP,"Pain Relief Options during Childbirth"の日本語版が先日掲載されました。
勿論、元々は英語のホームページでしたが、アメリカにいる日本人のために、そして日本にいる知りたがり屋の日本人のために日本語版が作製されました。
作製者は日本で産科麻酔に力を注ぐ有志の仲間達で、私もその一人です。
なかなか大変でしたが、もしもお時間があればご覧になってみてください。
日本語以外にも沢山の外国語で紹介されています。
http://www.painfreebirthing.com/index.htm
- 7月29日
- この度、当院の特色2の中に、「当院でお受けできる分娩」についてという項目が入りましたのでこの点についてこの場で少し詳しくご説明致します。
私は妊娠中にマタニティビクスで良く体を動かすことにより、高齢初産や骨盤位分娩の帝王切開率が減少し、双胎妊娠の妊娠高血圧症の発症や帝王切開率が減少するという当院の臨床データーを発表してきました。
しかし、近年病診連携システムが成立し、ハイリスク分娩は新生児集中管理施設(NICU)を備えたハイリスク専門施設で取り扱い、一般産科施設はロウリスク分娩を受け持つという取り決めができました。
このため当院もこの産婦人科学会の方針に従って骨盤位分娩は全例帝王切開を行い、双胎や合併症を伴った妊娠はお受けできないことになりました。
陣痛の痛みで呼吸が速くなり、血圧が上り、普段の精神状態でいられなくなりがちな不安神経症、過呼吸症候群や高血圧症の方々こそ無痛分娩が必要なのです。
当院では今までの長い間(37年間)このような方々にマタニティビクスを励行して頂くことにより、症状が消失して元気な赤ちゃんを産んで帰られた数多くの症例を経験しています。
高齢、肥満、るいそう症、不安神経症、過呼吸症候群などのハイリスクは普段の生活習慣でリスクを低くすることが可能です。
このような方々は赤ちゃんが欲しいと思ったら妊娠する半年前に院長特診をお受け下さい。リスクを低めるための生活習慣の見直しのご相談をお受けしています。
- 6月20日
- 梅雨に入り紫陽花が美しい季節となりました。
この時期は雨が降ると気温も朝晩は下がり身体も冷えてしまいがちです。
どこに行っても冷房が完備していて、妊婦さんは身体を冷やさないように注意の時期です。
助産師さんは、首が付くところ(手首、足首、首)などは冷やさないようにしましょうとよくアドバイスしています。
そこでストールの登場です。最近流行しているストールは色、デザイン、素材ともに素敵なのですが、これがスグレモノで首に巻くだけではなく、羽織ったり、ひざ掛けにしたり妊婦さんにもオススメだと個人的には思います、軽いし荷物にもなりません。
如何でしょうか、みなさんはどんな工夫をしてらっしゃいますか?
- 5月8日
- もし、あなたの乗った飛行機がハイジャックされ、人質として殺されかけ、極度の緊張の中からやっと助け出され、ほっとした時、「今、あなたは何をしたいですか?」と
マイクを出されたら何と答えますか?実は答えは決まっています。
他の国々の人は絶対に言わないのに、日本人だけは必ずあることをしたいと言います。
今、あなたが分からないとしたら恐ろしい思いから解放された状況にないからです。実例は枚挙にいとまがありません。「一風呂浴びたい」と言うのです。
日本のお母さんぐらい、生まれたばかりの赤ちゃんを毎日毎日お風呂に入れるお母さんは世界中にいません。芝居でも小説でも「何!産気づいた!それ湯を沸かせ!!」が決まり文句です。
羊水の中にいた時の快感を、お母さんの手の中で毎日味わわせてもらった事など、 あなたはすっかり忘れ去っています。しかし、体はしっかりと覚えていて、お風呂に 入ると心の底からリラックス出来るのです。
何を言いたいかと言えば、「人間は初期ほど大切」ということを証明していると いうことです。そして、妊娠中も心からリラックス出来る温泉を楽しんでほしいと 思うのです。
英語でお湯の事をHot water(温かい水)と言います。日本語の湯という概念は 加熱した水ではないのです。そこに日本人独特の感性があるように思いますが、皆さんはどう思われますか?
- 4月8日
- 春到来。
寒い冬を越え、あっという間に桜の季節を迎えました。
当院近くの遊歩道の桜も綺麗に咲いています。
皆さんも春の花々を楽しまれていると思います。
妊婦さんのお腹の中では赤ちゃんがスクスクと育っていますが、お腹が大きくなってくると、これまで気にも留めなかった事が案外気になったり、体調が思い通りにはいかない時もあると思います。
快適な妊婦生活と安全なお産は、定期的な妊婦検診と適度な運動から生まれますが、妊娠中のマイナートラブルなどちょっとした不安はどうぞお気軽にお尋ねください。
楽しく妊娠生活を過ごせるように、そしてママになるための心の準備も私たちはサポートしたいと思っております。
- 3月10日
- 毎月一回実施している両親教室(前期)で温泉に行っても良いか?とよく聞かれます。
私は、当院で早くから妊娠生活に関する指導を受けている方はOKと答えています。
一旦使った温泉を捨てずにゴミをろ過して再利用する循環式といわれる温泉があるようです。そのような浴槽にはレジオネラ菌などが大量繁殖している場合があり、そこへたまたま体力の低下している高齢者が行って肺炎を発症して亡くなられたそうです。だから、高齢者や妊婦は温泉禁止というのはリスクを避ける最も安易で確実な解決策で責任を問われる心配は無くなります。
世界中で一番、それもものすごく温泉が大好きな日本人から楽しみを取り上げるのではなく、例え体力(免疫力)のない妊婦さんにも安心して楽しめるように不潔な温泉を無くするのが筋だと思います。
早くからマタニティビクスで免疫力を高め、フットワークの良い妊婦さんは温泉OKです。
(但し、妊娠35週頃まで、温泉かけ捨ての清潔な所を選んでください。)
なぜ、日本人がものすごく温泉大好きなのかは次回にお教えしましょう。
- 2月1日
- 当院では麻酔科医である私が産婦さんとご家族に無痛分娩についてお話しする“麻酔科外来”を行なっております。ほとんどの方が麻酔をされた事がない、入院もなさった事がない方ばかりですので、ご本人やご家族に麻酔についての不安がおありだと思いますので、お話して解消していただくことが本来の目的です。どんなご質問、ご相談も喜んでお受けしております。
最近は妊娠する前から無痛分娩を出産方法として考えておられる方が多いようです。歯医者さんでは治療の前に局所麻酔が当たり前のように、お産の麻酔も当然という時代が日本にも来るといいですね。
- 1月6日
- 妊娠末期にマタニティビクスをやると、お腹が張って陣痛が始まったり、破水をしたりするのではないかと心配する方がいらっしゃいます。
当院が、マタニティビクスを出産間際まで行うようになって30年近くなりますが、そういうことはまだ1例もありません。全国でも年間10万人の妊婦さんが、当協会の認定インストラクターによって、マタニティビクスを行って出産をしていますが、そういう報告は1例もありません。
それには訳があるのです。
分娩という営みは、人間の闘争的・活動的な状態(交感神経緊張状態)の中で始まるのではなく、安息的・静止的な状態(副交感神経緊張状態)の中で発来するものだからです。
ですから、お産は夜が多いのです。試しに、お知り合いの出産された方10人に、出産の日時を聞いてみて下さい。8人が診療時間外の分娩になっている筈です。もしも、たまたま6人とか7人でしたら、もう10人の出産時間を調べて下さい。8対2になります。
- 12月5日
- 早いもので師走を迎えました。
周産期医療の崩壊が報道される中、より良いお産を目指してチーム医療を提供すべく取り組んで参りました。
365日24時間体制でもあり大変なこともありますが、
新しい生命の誕生にかかわる仕事というのは、喜びも多いものです。
一ヶ月検診などで大きくなった赤ちゃんや、しっかりとママやパパになっている皆さんの笑顔に、スタッフも元気をいただいています。
来年も一人でも多くの妊婦さんに安全で快適な無痛分娩を提供できる事を目指しております。
皆様良い新年をお迎えください。
- 11月
- 今回は更年期のQOLを高く保つ秘訣をお話しましょう。
更年期には約30%の女性が尿失禁に悩みます。ちなみに同世代の男性では5%にみられます。なぜ発症率が男性よりもこんなにも高いのか?そのわけは、分娩時に受けた骨盤低筋群の損傷が、年令と共に進む筋の萎縮によって発症の原因となるからです。
私たちの普段の生活の中で営まれる生理現象で、筋肉や靭帯が断裂をしたり、皮膚の裂傷を受けることはありません。人類の分娩は生理的許容範囲をはるかに越えた非生理現象であることを証明しています。
更年期の尿もれや子宮脱を予防しQOLを高く保つためには、分娩による骨盤低筋群の裂傷をできるだけ軽くする必要があるのです。そのためには妊娠中にマタニティビクスを励行して骨盤低筋群の柔軟性を高め、分娩に際しては痛みによって筋肉の硬化するのを防ぎ、痛みがなければ上手にいきむことができるので裂傷を最小限に抑えることができるのです。
無痛分娩は胎児に対する安全性が高まるだけでなく、産後の体力の回復を早め、さらに数十年先に訪れる更年期のQOLにも良い影響をもたらすのです。
- 10月11日
- 良いお産とは?
最近は出産にも様々なスタイルがあります。
人生に一度か二度しかないと考える女性も多く、たくさんの情報や自分のお産に対するこだわりをお持ちの方も多くなりました。
その時に一番大事なことは安全性です。医学ではもちろんのことなのですが、建築、食など様々な分野で今、安全性が見直されていますね。
元気なわが子を抱いてお母さんが元気に育児をできるように導くことが私たちの使命だと考えています。
ですから良いお産とは、出産前に皆さんが思い描いているスタイルとは違ったとしても、お母さんと赤ちゃんが元気であれば100点満点の良いお産だといえます。
- 9月
- 女性の一生の中で、一番美しいのは一人産んだ後と言われています。妊娠・出産によって卵巣機能が成熟し、程よく付いた皮下脂肪によって芸術の原点と言われる曲線美と、しっとりした肌が魅力的な女性をつくりあげます。
ただ、一点だけ残念な事が残ります。それは体型だけは悪化する点です。でも大丈夫、妊娠中はマタニティビクスで安産に備え、産後はアフタービクスでボディアライメントを元に戻し、腹筋を鍛えれば体型は改善します。
そうなると人生最高の美しいママが出来上がります。そして、これは更年期のQOLを高く保つ秘訣でもあるのです。この点については次回お話いたします。
- 7月31日
- 無痛分娩の需要増加
無痛分娩を希望される妊婦さんが増えています。
“陣痛の痛みを我慢してこそ、母性が育つ”という科学的根拠はありませんし、そんな理由で麻酔を選ばないという時代は去ったと最近感じます。
母性(父性も)というのは妊娠中から徐々に育まれたり、子育てと共に育まれるものだと思います。子育てしなくても母性のある方もいます。
痛みのないお産で生まれて、愛情いっぱいに育つ子どもが増えるように私たちも頑張って行きたいと思っております。
- 6月27日
- 妊娠中の生活について
妊娠中を楽しく過ごすことが、赤ちゃんの精神発育上とても大切だと思っています。
甘いものはダメ、脂っこいものはダメ、カロリー制限、旅行ダメ、飛行機はダメ、温泉はダメ、ダメダメづくしの禁止や制限は、ストレスを与えるだけで何にもなりません。
食べたい物を食べたい時に好きなだけ食べ、楽しい毎日を送りながらしっかり運動をする、すなわちエネルギーをいっぱい入れていっぱい出すと、理想の体重増加で出産を迎えられます。
理想的な体重増加は、標準体重プラス8kgです。例えば、身長160cmの標準体重は54kgですから、身長160cmで普段の体重が50kgの方は12kg、もし58kgならば4kgの体重増加が適正です。
- 12月1日
- 田中ウイメンズクリニックの林です。
ホームページをご覧くださりありがとうございます。
このページを通じて、当院とスタッフに親しみを感じていただき、 私達の日々の仕事にご理解をいただければ幸いです。
日本ではまだまだ無痛分娩は普及しているとはいえませんが 当院ではスタッフが一丸となり、快適で安全な無痛分娩を提供できるよう 頑張っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

- 1月21日
- 当院はお産の時だけでなく、その後の子育ての応援にも力を入れていますので何なりとご相談下さい。
当院で生まれた赤ちゃん碧君主役のNHK TV放送3本、
(1)赤ちゃん成長の不思議な道のり
(2)赤ちゃん秘められた力に迫る
(3)赤ちゃん脳と体の成長の神秘
のうちの(3)がこの度、『科学放送 高柳記念賞』を受賞した為、1月21日午後10時にNHK総合TVで再々放映されました。映像で何度見せても成果が上がらないのに、同じ人が直接対面して同じことをすると学習効果が上がること、同じ月例の赤ちゃん同志が交流を持つと、寝返り、お座り、ハイハイなどが突然出来るようになるなど、人との係わり合いを持つことがいかに大切かということ、当院の産後クラブの存在意義を裏打ちしています。その他、1歳くらいまでの環境がいかに重要かということがよくわかりますので、見なかった方は外来受付にご連絡くだされば、DVDをお貸ししています。
急に寒くなりましたが、妊娠中の運動習慣は免疫力を高め、病気に負けない体になっているはずです。アフタービクスにも是非おいで下さい。
また、4月12日(土)、13日(日)、パシフィコ横浜展示ホールC・Dにて体験型情報発信イベント、マタニティフェスタ2008(第4回)を開催します。展示ブース136のほとんどが超一流の企業(63社)です。山下公園の桜も咲いています。是非、ご家族でご来場下さい。

- 12月1日
- 院長の田中康弘です。
妊娠中の運動習慣やお産に対する私の考え方にご理解を頂きありがとうございます。
喜んでいただけるようなお産ができたとすればそれは皆様一人一人の努力の賜物です。
赤ちゃんに対するひたむきなお気持ちが報われたことを心から有難く思っています。
新しくできたこのコラムに私も時々書かせてもらいます。
どうぞよろしくお願いします。
- 12月1日
- 田中ウイメンズクリニックの林です。
ホームページをご覧くださりありがとうございます。
このページを通じて、当院とスタッフに親しみを感じていただき、 私達の日々の仕事にご理解をいただければ幸いです。
日本ではまだまだ無痛分娩は普及しているとはいえませんが 当院ではスタッフが一丸となり、快適で安全な無痛分娩を提供できるよう 頑張っておりますのでどうぞよろしくお願いします。
