東京世田谷の無痛分娩 産婦人科クリニック 田中ウィメンズクリニック

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院長放談、コラム

私の人生の中で今までに起きたことを、対談形式でご紹介したいと思います。

聞き手:マタニティー&ベビーケアサロン メビウスYO倉澤玲維子
ペリネイタルカウンセラー*として、当院の両親教室やSANGOクラブにも参加。
*ペリネイタルカウンセラー(妊婦に起こりがちな、病気とまでは言えない不快症状、
例えば肌のトラブル、むくみや肩こり、腰痛などに対するケアや、赤ちゃんに関するアドバイスを行う)

年月ごとに見る

院長コラム 2017年8月

田中6月にベルギーのRobert Seghersさんからメールが届きました。奥様のMarie-Paule Heymansさんが19年前(1998年)当院でFlorencesさんを出産したので家族で訪問したいとのことでした。分娩台帳を見ましたら1998年2月9日11時38分、38周5日、3924グラム、女児とありました。楽しみに待っていましたら7月6日に来院されました。お互いに当時の事を思い出して楽しい語らいが出来ました。私が取り上げたFlorencesちゃんは美しいお嬢さんになっていました。

倉澤お母様のMarie-Pauleさんは私がフェイシャルマッサージをしたことや、妊娠中のマタニティビクス、データー取りのための動く自転車(メデックスウェイブ)で運動したこと、そのデーターを取っていたのが運動療法研究室担当だった館野(現看護部長)さんだったこと等を思い出してくださり、昔話に花が咲きました。そうしたら一瞬、20年前のことがタイムトラベルしたようにありありと思い出されてきました。
あの頃の時代背景は、分娩件数が全国的に減少し産婦人科開業医が病室を豪華にしたりフランス料理のシェフを雇ったり、ブランドのアメニティグッズのプレゼント等、あの手この手で妊婦さんの獲得に躍起になった時代でした。
田中ウィメンズクリニックでは、それより早く“院長先生のプレゼント”として私のフェイシャルマッサージがあり、食事は美味の定評が確立していました。先生は自動制御の分娩台を作って“起き上がり産”という新しい分娩法を確立し、開業医では最も早く最新の超音波画像診断装置を入れ、SANGOクラブを立ち上げ、運動療法の研究に精力的に取り組んでいた時代でした。患者さんが「先生はいつ寝るのですか」とよく聞いていましね。

田中そうでしたね。3階に運動療法の研究室を作り、メデックスウェイブというペダルを漕ぐと前後左右に傾斜する自転車で心拍数や血圧を測定し、運動強度のデーターをとり、運動療法の研究に夢中でした。

倉澤最近フィールサイクルと言う暗い部屋の中での自転車レッスンがはやっていますが先生は妊婦さんに20年前に自転車レッスンをしていたのですからすごいです。

田中何事もあまり早すぎては普及しないようです。機械が量産出来る状況になった時企業が動きます。そうそうその研究室には筋力アップのマシーンのほかに倒立マシーンもありました。足首で固定して垂直にぶら下がる機械で、骨盤位の矯正を試みるために逆立ち用の機械を購入して試してみたのです。

倉澤逆子(骨盤位)を倒立マシーンで治そうという発想はどこからきたのですか。

田中逆子を治す逆子体操というのが昔からありまして、胸膝位といってお尻を頂点に胸と膝で三角形の形になり、頭側が低く腰部が高い姿勢を取らせるのですが体幹の傾斜はせいぜい40度ぐらいで、首が圧迫されて苦しいのであまり長くは出来ないせいもあって効果は無かったのです。そこで呼吸を圧迫せずに傾斜を強くしてみてはどうかと考えたのです。そこでドイツ製の装置を購入して実際に妊婦さんにお願いしてテストしたのですが、機械が動き出すと妊婦さんは怖がって、せいぜい45度ぐらいまでが限界なのです。やはり妊婦さんを逆さに吊るすことはできないと悟りまして今は私の部屋で私専用の健康マシーンになっています。

倉澤妊婦さんを逆さに吊るすことなんか出来る筈がないのに、そんなことを考えるのは先生位のものですよ。

田中反省しています。でも、もし逆さ吊りを怖がらない妊婦さんか現れたら、挑戦してもらいたいです。

倉澤そんな妊婦さんは現れませんよ。まったくもう。懲りない人ですね。
でも最近、世の中では“逆さ吊り健康法”が流行っていますが、先生は20年以上前から逆さまぶら下がり健康法をやっていたのですか。

田中はい、25年ぐらい前ウェイトトレーニングで腰を痛めまして、脊椎管狭窄症という病名で手術までしたのですが治らなかったのです。このぶら下がりをやってかなり良くなりました。最近ゴルフの後で腰に来ることがあるのでこれで治しています。この機械は20年以上経っても故障しません。ドイツの機械は素晴らしいと思います。

倉澤ゴルフは一方向にだけ腰をひねるので腰痛になりやすいスポーツですが、これには良いのですか。

田中かなり良いと思います。自分で逆立ちするのも健康法の一つにありますがこの場合筋肉が緊張しています。それに対してこのぶら下がりの逆立ちは全身の筋肉がリラックスしますので効果が高いのだと思います。

倉澤先生の若さにはこのぶら下がり機が一役買っているのかもしれませんね。Robertさんが先生の若々しさを不思議がって先生の年齢を聞いて、ご家族全員がびっくりしていました。その青い目をむいた驚きの表情とアクションが日本人とは違うのが私には印象的でした。
そうそう思い出しました。5月にもドイツからタナカチルドレンが訪ねてきましたね。

田中そうでした。5月23日に来院されたのですが、珍しく私が旅行中で25日にはもう日本を去るとのことでした。そのため電話で話しただけで、お会いすることが出来ず残念でした。当院の写真を撮って帰られたそうです。でも来院して下さったおかげで1997年1月16日pm6:15 に生まれたJohannes Ludwig Toshio Rinn君にタナチルカードをお渡しすることが出来ました。

倉澤そもそもタナチルカードが生まれたのも当院で生まれた外国人が訪ねてきたのがきっかけでしたね。

田中そうです。平成11年1月にドイツ人のご家族が当院で生まれたお嬢さんに生まれた場所を見せに来られたのです(詳細は院長放談2012年3月)。その時、自分の生まれた場所と時間は一人の人間にとってとても大切なものだということに気づいたのです。大勢の当院生まれの外国人が観光旅行を兼ねてご自分の生まれた場所を確かめにいらっしゃいます。

倉澤タナチルIDカードもインターナショナルなものになりましたね。

田中タナカチルドレンは私にとって生き甲斐、喜び、誇り、私の財産みたいなものです。本当に良い人生を送らせてもらったと思います。

倉澤先生!そんなことを言うと今にも死にそうじゃないですか。これからもどんどんタナカチルドレンを世に送り出してくださいよ!

田中解りました。それでは変なことを言ってしまったお詫びに私の健康法の一つ“蝙蝠ヨガ”をご披露しましょう、足首で固定して垂直にぶら下がってリラックスすると無心になれます。写真でもわかりますが顔はうっ血して赤くなりますが、苦しくはありません。

倉澤私もやってみましたが、これをやると首筋がすっきりして皴がなくなるみたいですね。
“蝙蝠ヨガ”はたった今、即興でつけたネーミングでしょう。トレンドの○○ヨガに対する先生の皮肉が見て取れますよ。

田中さすが鋭い。見破られました。インドで生まれたヨガに対するプラスのイメージを利用してヨガでないものが“なんとかヨガ”と称して流行っているので私もそのご利益に預かろうと言うわけです。

倉澤まあいいでしょう。この皮肉たっぷりの”蝙蝠ヨガ”はリラクゼーションとストレッチの入った田中流安静療法といったところですね。安静療法だというのにダイナミズムさえ感じるのは流石だと思います。昨今の猛暑の時期にはもってこいの健康法ですね。

田中脊柱にはストレッチ、筋肉やメンタルにはリラクゼイションですが、内臓や循環器系にはある種の負荷をかけるわけですから健康法としては面白いです。でも効果を証明するためには最も有効な頻度や時間を設定しなければならないので大変です。

倉澤だいぶ長くなりましたが、先生の蝙蝠ぶりをお届けして終わりたいと思います。

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