当院の院長 田中康弘は、「無痛分娩」・「マタニティビクス」・「出産日指定」の草分け的存在として知られています。「無痛分娩」に関しては、麻酔で分娩第一期からの痛みのみをとる方法を開発し、本格的な無痛分娩(硬膜外麻酔)を日本で最初に始めたのは当院です。
マタニティビクスは、1981年に院長が発案したものです。
当時は「妊娠中に運動なんてとんでもない」と言われていた時代でした。研究を重ねてマタニティビクスを妊婦のために運動療法として確立し、『日本マタニティビクス協会』を発足させ、現在、マタニティビクスが全国的に普及しているのは皆様ご存知でしょう。
出産日指定も、最近では多くの産科施設で可能になってきました。
私のライフワークは、女性の人生のクライマックスとも言うべき出産と、その前後を通じて医師として関わりをもつことであると考えています。
出産という人生の最初で最大の難関を突破する赤ちゃんのお役に立てるという喜びほど私にとって大きなものはありません。7000人を超える赤ちゃんをとりあげた経験を活かし、より安全で感動的な生命誕生をサポートしたいと思います。
「人間は初期ほど大切」というのが昔からの私の信念です。最も大切なのは胎児のときで、胎児期に母親がどのような生き方をするかによって人の人生は大きく左右されると思います。その次に大切なのは生まれて3ヵ月の間です。両親が赤ちゃんといかに向き合うかが非常に重要です。さらに3才までを愛情たっぷりに育て上げることが、人間性の豊かさや能力に大きな影響をもたらします。
この最も大切な人生の初期に関わりを持ち、貢献できる私の立場を大変幸せに思います。
またさらに、女性が一生を通じて豊かに美しい人生を送るために、常によき相談役になれる医師でありたいとも願っています。
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出産時に痛みを取り除く事は不自然ではない時代になりました。
硬膜外麻酔は、19世紀から無痛分娩を行っている欧米で最もポピュラーで安全性が確立されている方法で、母体の意識を保ったまま陣痛の痛みだけ除くことが可能です。アメリカ産婦人科学会では“数ある出産時の鎮痛方法の中で硬膜外麻酔法が最も効果的で欠点が少なく、産婦さんが意識を保ったまま出産が可能”と提唱しています。
当院でも1973年から本邦において最も早くから硬膜外麻酔による無痛分娩を行っております。これまでの経験と最新の専門医療を併せて、喜びに満ちた安全な無痛分娩を提供します。
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須郷慶信
【専門領域】 周産期学
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助産師 9名
看護師 6名
看護助手 3名
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3名
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調理師 4名
調理助手 2名
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2名
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