
陣痛の痛みが強いと、呼吸回数が異常に増えたり、血圧が上がったりすることがあります。また精神面でも、普段の自分ではいられなくなることもあります。しかし硬膜外麻酔により、分娩時の痛みだけを取り除けば、呼吸器、循環器、精神面へのストレスが軽減され、妊婦様は分娩間際までクリアな意識のまま、心身ともに落ち着いた状態でいられます。またその結果、分娩の際は呼吸を合わせながら自分で上手にいきむことができ、伸展性も増大するので、分娩時間や出血量が減少し、胎児に対するストレスも軽減します。つまり無痛分娩は、普通のお産と同じく自分でいきんで産めて、普通のお産よりずっと落ち着いて生命誕生の瞬間を迎えることができるお産なのです。 普通の分娩経験のある方で、当院の分娩を経験されると、無痛分娩での出生時の感動の方がはるかに大きかったと全員がおっしゃっています source.