当院の院長 田中康弘は、「無痛分娩」・「マタニティビクス」・「出産日指定」の草分け的存在として知られています。「無痛分娩」に関しては、麻酔で分娩第一期からの痛みのみをとる方法を開発し、本格的な無痛分娩(硬膜外麻酔)を日本で最初に始めたのは当院です。 マタニティビクスは、1981年に院長が発案したものです。 当時は「妊娠中に運動なんてとんでもない」と言われていた時代でした。研究を重ねてマタニティビクスを妊婦のために運動療法として確立し、『日本マタニティビクス協会』を発足させ、現在、マタニティビクスが全国的に普及しているのは皆様ご存知でしょう。

- 略歴
- 1959年
- 慶應義塾大学医学部卒
- 1963〜67年
- 慶應義塾大学大学院にて麻酔学を専攻
- 1973年
- 産婦人科麻酔科「田中ウィメンズクリニック」を開設
- 1979年
- 硬膜外麻酔分娩に関する研究(分娩第1期の除痛)
- 1980年
- 産婦自身の制御による動的座位分娩の研究
- 1981年
- 周産期の運動療法(マタニティビクス)その他の研究
- 1986年
- 日本マタニティビクス協会設立
- 1990年
- メディカルエクササイズ研究会設立
女性の全ライフサイクルの各年代に応じた 運動療法の研究 - 2001年
- 女性のための抗加齢医学研究会設立
- 現在に至る
【専門領域】 周産期医学、産科麻酔 ◆産婦人科専門医(日本産婦人科学会) ◆麻酔科認定医(日本麻酔科学会) |
▼ 田中康弘の主な論文と出版物 ▼ 学会講演と研究(共同研究含む)発表 |