出産までに治しておきたい生殖器疾患

[doc] どーもどーも皆さん、すっかりお馴染みになりました
〈田中ウイメンズ・クリニック〉の田中でございます。

[shinpai]今日は出産までに治しておきたい女性生殖器疾患についてざっとご紹介しておきましょう。
例えば今すぐどうこうという症状がないように思えても、疾患によってはお産の時に出血が増えたり、赤ちゃんに産道感染したり、破水の原因になったりもするんです。

心配な方は少しでも早く検査を受け、その結果によって異常が見つかった場合は出産の日までに治療をすませておいてくださいね。

代表的な生殖器疾患

膣炎
原因:バイ菌やカビなど
※おりものの増加、かゆみ、出血、等があればぜひ受診を!

STD(性行為感染症)
原因:クラミジア、HIV(エイズ)、梅毒、膣トリコモナス、淋病

子宮内膜症
[choco]子宮腔内面の内膜組織(赤ちゃんを受け入れるお布団のような組織)が子宮筋層内や卵巣、子宮と直腸の間の腹膜などに飛び火して増殖した状態をいいます。生理の時には出血、炎症をおこして強い月経痛をもたらし、周囲と癒着を起こします。また、卵巣内に発生すると血液が溜まり、その溜まった血液が古くなってチョコレートを溶かしたような状態で腫れてくるので生理痛がひどくなります。

[kinsyu]子宮筋腫
子宮にできる良性の腫瘍です。無症状で一生を終える場合を含むと30歳代の女性の20%に発生しているといわれています。大部分は子宮体部に発生し、表面に向かって大きくなるものを「奨膜下筋腫」子宮の筋肉の真ん中にできるものを「筋層内筋腫」子宮腔内面近くにできて、子宮腔に向かって大きくなるものを「粘膜下筋腫」と呼びます。「粘膜下筋腫」は過多月経や月経困難症をひきおこします。

子宮ガン
子宮ガンにかかりやすいのは子宮頸部(子宮の出入口)でこの部分だけの時期に早期発見できれば完治します。30歳からは年に2回のガン検診を受けていれば、早期発見が可能です。

卵巣腫瘍
卵巣は、最も多種類の腫瘍ができやすい臓器です。多くの場合は卵巣に液体が溜まる良性腫瘍ですが全体の10%は組織増殖性で、そのうちの約半数は卵巣ガンや肉腫などの悪性腫瘍が占めていると言われています。

妊Pはもちろん、30の大台に乗った妊P予備軍、アフター妊Pはせめて年に一回はガン検診を受ける習慣を身につけましょう。かかったら早期発見!でも本当はかからない方がいいですが。
普段の生活にはガンにかかりやすい生活とかかりにくい生活があるのを御存知ですか?ガンにかかりにくい生活習慣についてはまたの機会にお話ししましょう。
[hotto]