4.産むときゃ昼間でラクが良い
 (選択的無痛分娩の実際)

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4-1.お産の痛みの特徴

お産に伴う苦痛の総称を「産痛」と呼んでいますがこの「産痛」とそれ以外のケガや病気の痛みには大きな違いがあります。
例えば胆石の痛みは同じ種類の痛みが同じ部位におこり、その痛みが強いか弱いかということになります。でも「産痛」は分娩の進行によって痛みの種類や場所が変化していきます。痛さが移動するうえに痛さの種類がひとつではないわけです。これを知らずして安全で有効な無痛分娩はできません。

図3-aのように分娩第1期(開口期)の子宮収縮や赤ちゃんの頭で子宮口をグイグイ押し広げられるための痛み(内臓の痛み)は図3-cのように腰椎上部から胸椎下部の脊髄神経によって感じられます。

図3-bのように分娩第2期(娩出期)の膣壁から外陰部にかけて、赤ちゃんに圧迫されて引き伸ばされるためにおこる痛み(皮膚を切られるような痛み)は主として仙骨部に入って行き痛みとして脳に伝わります。

このようにお産の痛みは分娩の進行によって痛みの種類と部位が変化していくんですよ。こんな‘痛い’はほかにないですよねェ。

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