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1)浮腫
[原因と状態]
妊Pの「浮腫」は「蛋白尿」「高血圧」と共に妊娠中毒症の兆候のひとつで、妊娠27週以後に現れやすくなります。「浮腫」は体内の組織間液が増えすぎてしまった状態で、下半身の静脈の流れが悪くなったり、血液中の蛋白質比率が変化したり、水や塩分の排泄が減ってしまうことによって起こるのです。
この状態に対して適切なマッサージを行うと症状の改善がみられます。
[マッサージの実際]
- 左右の足のマッサージ
- 左右の手のマッサージ
- 妊Pを横向きに寝かせ、親指を使って背骨の両側の筋肉をほぐしていきます。
- 首の付け根から腰に向かって手のひらでリズミカルに揉みほぐしていきます。
- 腰骨の周りを揉みほぐします。
- オイルをたっぷり手につけてお腹をマッサージ。お腹の中心から脇腹へ、さらに手のひら全体で時計回りに円を描いてマッサージします。
- 顔のマッサージ
片手で頭を持ち上げ首の後ろと横を揉みほぐすモ額からこめかみへモ眼の周りへモ額は中心(鼻)から外にモ口を開けて顎の関節部を押すモ頭は強めに押す
2)静脈瘤
[原因と状態]
「浮腫」の傾向が強まってくると下肢の静脈圧が高くなり、静脈が拡がったり曲がったりして下肢や外陰部に静脈が浮き上がります。これが「静脈瘤」です。
このような妊Pには下半身のマッサージが必要です。
[マッサージの実際]
- 約40度のお湯とラベンダー、サイプレスなどのエッセンシャルオイルを1滴落として足を温める足浴をします。
- タオルドライの後、親指から小指まで指の付け根の方向にマッサージ。
- 足底を押したり放したりを2秒ずつ、足首から膝に向かってマッサージ。
- 膝の裏側を4本の指の腹で円を描くマッサージ。
- 大腿部の内側へリズミカルに。また大腿部の後方は下から上に押し上げるようにマッサージ
3)妊娠線
[原因と状態]
妊娠20〜30週くらいになると、下腹部やバスト、ヒップに幅5〜6mmの赤褐色
の線が現れることがあります。これは皮下脂肪が増えてくることで皮膚が急激に引っ張られ、皮膚を保護する弾性繊維が亀裂を起こして出来るものです。しかも赤ちゃんを生み終わっても白いシワとして残ってしまいます。これを「妊娠線」と呼んでいます。
[マッサージの実際] 妊娠線の予防には市販の「ストレッチマーク」が最適です。
たっぷりと手につけてお腹の中心から脇腹へ手のひら全体で時計回りに円を描くマッサージを行い、バストやヒップにも行います。
4)ストレス
[原因と状態]
妊Pになるとアレもだめ!コレもだめ!の禁止や制限のダメ攻撃にあいがちです。 これはストレスになるだけで何の効果もありません。皮膚は脳と深い関係にあり、不安や神経的な負担がスキントラブルの原因になることも多いのです。 体を良く動かして汗を流し、塩分をできるだけ少なく摂る等大事なポイントだけをしっかりクリアし、あとは好きなことをして楽しく過ごすことがお腹の赤ちゃんの精神形成の上でも大切です。
[マッサージの実際] 全身のマッサージは「浮腫」のマッサージに準じます。 ストレスで疲れた心を癒すにはアロマエッセンシャルオイルをティッシュペーパーに2〜3滴たらしてお部屋に置いたり、両手首の内側に塗ると効果的です。
- 便秘解消のマッサージ
ラベンダー油にホホバ油を混ぜて腹部をマッサージします。 - 吐き気や胃の不快感
ラベンダー油1〜2滴をたらしたお湯で絞ったタオルで胃の部位を温めてみましょう。
ただし、これ以上のことはアロマテラピーの専門家に相談してくださいね。
妊婦に不向きなエッセンシャルオイルも少しばかりあると言われていますので。
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