2.マタニティビクスを始める前に
マタニティビクスに興味を感じたら、次に以下のことを頭に入れておいてくださいね。これはマタニティビクスを適切な時期から安心してより安全に開始していただくための大切なことです。

●インストラクラーについて
マタニティビクスのインストラクターは、運動生理学の基礎知識と産科学の知識をきちんと学んでおり、妊Pに適した実技指導ができることが基本条件!
さらに日本マタニティビクス協会認定インストラクターであることが必要です。
また安全な指導を行うために日本マタニティビクス協会では登録施設の制度を設けています。つまり協会認定のインストラクターがいる登録施設であれば安心してマタニティビクスを始めていただけるというわけです。

●マタニティビクスを行う時期
マタニティビクスの開始、中止、終了は医師のアドバイスで妊婦自身が決定します。
正常な妊Pの実施期間の基本的なめやすは以下の通りです。
※病的な要素を持つ妊Pはマタニティビクスを行うことはできません。
| 開始の時期 |
 | 妊娠13週(但し正常妊娠の場合) ※流産の90%は妊娠10週までに起こるといわれています。 ※妊娠12週頃までは胎児の器官形成期であり、この時期は多くの人との接触や感染を受ける機会、積極的な行動は避けることが得策です。
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| 終了の時期 |  | 分娩直前までが理想的 ※マタニティビクスが破水や早産を誘発することはありませんが、お腹のはりや子宮口の状態等を見て医師に終了をすすめられた場合は指示に従って下さい。 |

●メディカルチェック マタニティビクスでは安心してレッスンに参加していただくためにレッスンごとに胎児の心拍数や母体の体調などのチェックを行います。

●レッスンの流れ マタニティビクスのレッスンはベルカーブ(心拍数変動曲線)を描くようにプログラムされています。以下はハイハットスタジオで行われるレッスンの流れの例です。
レッスンごとのメディカルチェック
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立ったままでの支えを利用した下半身のストレッチ(バーレッスン)
※心拍数1分間に112程度 ※5分くらい
↓
妊Pのためのウォーミングアップ
※心拍数1分間に120程度 ※10分くらい
↓
妊Pのためのエアロビックパート
※心拍数1分間に130〜150程度 ※20分くらい
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各部位のフロアエクササイズ
※心拍数1分間に100〜110程度 ※15分くらい
- (下記のものから選択して行います)
お産に関係のある部位
- ○分娩時の娩出力に関わるエクササイズ(腹部筋群)○産道のエクササイズ(骨盤底筋群)○分娩時の体位に関わるエクササイズ
- 妊娠中のマイナートラブルに対するエクササイズ
- ○腰と背中の痛みの緩和
○肋骨下端部の痛み、呼吸機能の改善、静脈瘤、そけい部、こむら返りの緩和
○むくみの緩和
○手指のこわばりの緩和
○便秘の改善
○肩凝り、頭痛の緩和
- その他、妊Pに必要なエクササイズ
- ○産後のおっぱいの分泌を促進するエクササイズ
○上半身と肩のエクササイズ
○胸部のエクササイズ
○背部のエクササイズ
○下半身のエクササイズ
↓
妊Pのためのクーリングダウン
妊Pのためのリラクゼーション
※心拍数を安静時の値に戻します ※10分くらい
↓
動機づけと勇気づけ〜妊娠・出産に関する知識、認識レベルの向上
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