水とカラダ
第1章 いのちのもと「水」
第2章 いい水飲もうよ
[doc] どーもどーも、皆さん、
お元気でお過ごしですか?
<田中ウイメンズクリニック>院長の
田中でございます。
さて、本日は毎日の生活に欠かせない大切なもの
「水」のお話です。
皆さんは日頃どのようなお水を飲んでいらっしゃるのでしょうか?
特に妊Pの皆さんは毎日飲む水に気を配っていらっしゃいますか?
今日はそのことについてじっくりお話させていただきます。

第1章 いのちのもと「水」
私たちの住む地球は水の星と言われています。
その地球上で生命は長い年月をかけて進化を続けてきました。今を生き続けている私たちの体には原始海水の塩分濃度が保たれています。お腹の中の胎児は90%が水でできています。
生まれた赤ちゃんの体は80%、妊Pも80%、成人では70%が水分です。やがて老化と共に水分量は減り、老人になると50%になります。水分量は老化のバロメーターといえるほど私たちの体にとって最も重要な要素なのです。
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妊Pの体は水血症といわれる状態になっているのをご存じでしょうか。母親と赤ちゃんの血液は胎盤の中でうすい膜を通してふれあいます。この時血液がドロドロしていると胎盤の中をスムーズに流れないためガス交換や栄養の受け渡しが充分に出来なくなってしまいます。つまり妊娠中は水分の多いサラサラの血液にならなければいけません。そのため、妊娠時の水代謝はふだんより一層重要な影響をもたらすのです。
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また、妊Pは便秘になりがちで、これは痔や静脈瘤を悪化させたり頭重感やのぼせ、肩こりなどの不快感をも招いてしまいます。
これを防ぐために目覚めの2杯の水を飲む習慣をつけましょう!

私たちの体は水という環境から生まれ、水によって生命が維持されています。体の中の水は、体内をくまなく循環して私たちが生きていく上に必要な栄養素や酸素を供給し、新陳代謝を活発にし細胞を活性化させます。
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この大切な水を妊Pが飲むとき、体に良い水を飲むか体に悪い水を飲むかで100%水分である羊水の中に、90%の水分で出来ている胎児にとって大きな影響を与えるのは容易に想像できます。
地球環境の汚染による環境ホルモン(内分泌攪乱物質)を含んだ水、大量の塩素によって生じる有機塩素化合物(発ガン性、催奇形性)を含む水、農薬や有害な食品添加物の入った人工の水、団地やマンションの汚れた貯水槽からの水、煮沸によって酸素のなくなった天然水と称するペットボトルの水、古い水道管から溶け出す鉛(脳の成長を阻害)、アスベスト、カドミウムなどを含んだ水。
このような水と「体にいい水」では、胎児や新生児への影響に大きな違いをもたらしてしまいます。

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第2章 いい水飲もうよ

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