新生児の皮膚は非常に薄く傷つきやすい状態で生まれてきます。何故ならば胎児の皮膚は本当はもっともっと成育するまで羊水の中で守られているはずだったのですが、肥大化した頭部の産道通過性(妊P創刊号.勉強の5.直立2足歩行の分娩への影響参照 )のために非常に未熟な状態(早産)で生まれてしまうからです。だから新生児の沐浴は、可能な限り有害物質を含まない水で行いたいのです。
当院では、逆浸透膜浄水装置(妊P10号.勉強第2章参照)によって、ダイオキシンやトリハロメタンをはじめとするあらゆる有害物質を除去した、赤ちゃんの皮膚に最良の水を使って沐浴を行っています。